外壁塗装は何色がよい?塗り替える色を選ぶときのポイントについて
外壁塗装は、まず色を選ぶ必要があります。
何色にすればいいのか、特に希望がなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、外壁塗装の色選びのポイントについてご説明しましょう。
色選びの重要性とは
外壁塗装において色選びはとても重要なものです。
なぜ色選びが大切なのか、その重要性についてご説明していきます。
周りの家との調和に気をつける
自分たち家族が住むための家なのだから、外壁は何色でもよいだろうと考えてはいけません。
家の外観は、周りの住宅や街の雰囲気との調和も考える必要があるからです。
それぞれの家は街の雰囲気を決めるための重要な構成要素であると自覚することが大切です。
たとえば、奇抜な色の外壁にしてしまうと、その家だけが周囲から浮いてしまい、それによってその街の印象まで貶めてしまう可能性があります。
周りと上手く調和のとれた色にすることが求められます。
色は心理に影響を与える
色はそれを見る人の心理に大きな影響を与えるものです。
そこに住んでいる人にとっては、外壁の色は毎日目にするものであり、それは心理状態を左右してしまいます。
人の心理を強く揺さぶって悪い影響を与えるような色を選ばないようにしましょう。
汚れの目立ちやすさにも関わる
外壁はどうしても汚れが蓄積していくものです。
ただし、外壁の色によっては、汚れがあまり目立たなくなることもあります。
どの色を選ぶかによって、外壁の汚れの目立ちやすさにまで影響を与えるため注意しましょう。
色選びのポイント
実際に外壁の色を選ぶときには、いくつかのポイントを理解しておくことが大切です。どういう点が重要となるのか、色選びのポイントを紹介しましょう。
面積効果に気をつける
面積効果とは、同じ色であっても面積が変わると見た目の印象が異なってしまうという現象のことです。
カタログに掲載されている色は面積が小さく、その色を実際に外壁に塗ったときとは印象が異なります。
たとえば、明るい色の場合には、面積が大きくなるほど彩度が高くなるため、より色鮮やかな印象を与えます。
一方、暗い色の場合は、大きな面積になるほどより暗く見えてしまうのです。
色選びのときには、面積効果のことも考慮しなければいけません。
実際に施工を終えてから気がついたとしてもどうにもならないからです。
数年後のことを見据える
外壁の色は一度塗り変えてしまうとそれがずっと維持されることになります。
外壁の塗装は頻繁に塗り替えるものではなく、10年や15年に1度程度しか塗り変えないことも多いです。
塗り替えるのにはお金がかかるため、寿命がくるまではメンテナンスを続けていきます。そのため、数年後のことも考えて色を選ぶことが大切になります。
数年後に外壁の色に飽きてしまったり、恥ずかしくなったりすることがあるかもしれません。特に派手な色を選ぶときには注意しましょう。
よく使われている色は無難
色選びで迷った時には、よく使われている色を選ぶことをおすすめします。
そういう色であれば、多くの人が選んでいるだけに印象がよくて他人に見られても恥ずかしくありません。
たとえば、茶色系の場合は見る人の気持ちに働きかけて安心させる効果を期待できますし、ホワイト系であれば清潔感、オレンジ系なら、見る人を元気にさせる効果を期待できます。
このような色は人気があって、どこの街にもよく見られます。
業者に質問してみれば、どんな色がよく使われているのか教えてもらえます。
慎重に色を選ぼう
色選びは簡単に選ぶべきものではなく、慎重に考えて、さまざまな要素を考慮して選びましょう。
一度、外壁を塗り変えてしまうと、次に塗り替えるのは10年以上先になることが多いです。
その間、ずっと同じ色の家に住み続けることになります。後悔しないようにどんな色にするのかじっくりと考えましょう。
悩んだときには業者の意見も参考にすると良いでしょう。
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