家のリフォームを安くする方法とは?優良なリフォーム業者の選び方を紹介!

長年同じ家に住み続けていると、トイレやお風呂などは徐々に劣化してしまい、壁や床なども徐々に弱っていってしまいます。

そのため、弱ってしまった場所だけでもリフォームすることを検討しますが、住宅リフォームの費用は決して安いものでありません。

特にトイレやお風呂といった水回りのリフォームの費用は最低でも10~50万円はしてしまい、お風呂全体を改修するとなると100万円以上はしてしまいます。

とは言っても、リフォームをしない訳にはいかないため、出来れば家のリフォームに掛ける費用は抑えたいもの。

そこでこちらでは、家のリフォームを安くする方法と、優良なリフォーム業者の選び方を紹介していきます。

 

家のリフォームを安く抑える方法とは?

家のリフォームを安く抑えるためには、具体的にどのような方法や手段があるのでしょうか?

少しでもコストを抑えるためにも、リフォームする前には必ず目を通してみてください。

 

複数のリフォーム業者に見積もり出してもらう

リフォームを実際に行う前には見積もりを取ることから始まります。

ここで少しでもリフォームのコストを抑えたいのであれば、1社だけでなく複数のリフォーム業者に見積もりを依頼するようにしましょう。

リフォーム業者はいくつかのタイプがあり大手の住宅メーカーや建設会社、リフォームショップ、ホームセンター、工務店などがあります。

これらのリフォーム業者に見積もりを出してもらって費用を比較することで、最も最安値でリフォームしてくれる業者をピックアップすることができます。

 

見積書をよく確認する

実際にリフォームする業者を選び終わった後には、見積書の中身を細部まで確認する必要があります。

一般的に住宅リフォームの見積書は専門的な用語が多く、どのような工事なのか一見しただけでは分かりづらいです。

コストを底上げしているような項目がある場合には念のため業者に確認しておいた方がいいでしょう。

他の項目と比べてコストが割高に見える場合には使われている材料やグレードがワンランク高いものを使っている可能性があるので、業者に確認することで適正なコストに抑えられるケースもあります。

また、必要性を感じない工事が含まれていないかどうかネットなどで調べるなどして、一つずつ施工内容の各項目をチェックしていくこともポイントです。

 

スタンダードなグレードを選ぶ

キッチンやお風呂のリフォームの場合には、新設するシステムキッチンや洗面台にはそれぞれグレードが分かれていて、「スタンダード」「ミドルグレード」「ハイグレード」といったようなグレードやプランなどがあります。

コストを抑えるのであればスタンダードなグレードを選ぶ必要があり、ミドルグレードやハイグレードと比較すると3~4割程度はコストダウンされています。

そのため機能や性能などにはこだわらずに、最低限の機能だけが備わっているシステムキッチンや洗面台を選ぶ必要があります。

 

材質や部材にこだわらない

リフォームの中でも需要が高い『床』は、フローリングや畳などを張り替えることが一般的になります。

フローリングや畳のリフォームの場合には、使う材質や部材をできるだけこだわらないようにすると全体的にコストを抑えることができます。

フローリングの部材には無垢フローリング複合フローリングがありますが、一般的には複合フローリングの方が安くなっています。

また、畳も国内産のものよりも中国産のイ草を使用した畳の方が安いので、材質や部材にこだわらずにコスト重視で選ぶと全体のリフォームの費用を抑えることができます。

 

地元の工務店に発注する

先ほど紹介したリフォーム業者のタイプの中でも、比較的安く見積もりを出してくれるのは「地元の工務店」になります。

地元の工務店は職人さんや大工さんが直接経営していることが多く、大手のハウスメーカーよりも仲介人が少ないため、余計な手数料などが掛からずコスト面でのメリットが大きくなっています。

そのため、少しでもコストを抑えたいのであれば、地元の工務店にリフォームを依頼することをオススメします。

 

まとめて全面リフォームしてしまう!

リフォームはトイレやお風呂だけを工事する部分リフォームと、家全体をリフォームする全面リフォームの2つのタイプに分けることができます。

実際に掛かる費用の総額は、部分リフォームの方が全面リフォームよりも当然安くなりますが、コスパの面でお得なのは全面リフォームになります。

同じトイレのリフォームをしたとしても、部分リフォームの場合には30万円だったものが全面リフォームなら25万円などと、少し安くなる傾向があります。

安くなる理由としては、まとめてリフォームする方が人の配置や材料の準備に手間が掛かりにくいことや、システムキッチンやトイレの本体、ユニットバスを同じ業者にまとめて発注することで値下げしてもらえるからです。

リフォームは出来る限りまとめて依頼することが、費用を下げる秘訣になります。

 

コストを重視しすぎることのデメリットとは?

リフォームのコストを抑えるためには、先ほどご紹介したような方法がありますが、コストを抑えることによるデメリットが気になる方もおられるでしょう。

そこで、コストを重視することによるデメリットや注意すべき点を、いくつかご紹介します。

 

材質や材料が安すぎるとすぐに破損や劣化が起こる

フローリングや畳の材質などのグレードをあまりにも落としてしまうと、低品質なために耐久性が低く、早いタイミングで破損や劣化が生じてしまう場合があります。

コストを重視しすぎて品質をおろそかにすると、破損や劣化のサイクルが早くなる可能性が高くなるという点は覚えておきましょう。

 

人出が少ない工務店では着工までが遅い

地元の工務店はコスト面でのメリットが大きいですが、小規模経営のためリフォームを発注しても2~3カ月先になることも珍しくありません。

大手のハウスメーカーやリフォームショップであればいくつかの施工業者と繋がっているので、長くても1ヶ月ほどで着工に入ることができます。

このように、コストを重視して工務店へ依頼した場合、着工までが遅くなってしまう可能性が高くなるという点は押さえておきましょう。

 

アフターケアなどの保証サービスが少ない

小規模の工務店やリフォーム業者はコストが安いことが魅了的ですが、その代りにアフターケアなどの保証が少ないことがデメリットになります。

リフォームのアフターケアとは、リフォーム後の欠陥や工事中の破損に対しての保証のことで、具体的には「リフォーム瑕疵(かし)保険」というものになります。

リフォーム瑕疵保険は大手のハウスメーカーやリフォーム業者であれば用意されていることが多く、保険料の支払いは発生してしまいますがリフォーム後の欠陥や破損に対しての保証をしてもらえます。

一方、小規模な工務店やリフォーム業者の場合には、リフォーム瑕疵保険といったアフターケアは付いていないことが多いです。

そのため、万が一リフォーム後に欠陥や破損が生じた時に、追加費用が発生するリスクがあります。

 

優良なリフォーム業者の選び方とは?

最後に優良なリフォーム業者の選び方をご紹介します。

 

適切なプランニングしてくれる

優良なリフォーム業者の場合、こちらが望んでいるリフォームに対して適切なプランニングを行ってくれます。

世帯年収に見合ったプランニングや家族構成の将来的なバリアフリーリフォームを見据えてのプランニングなど、あらゆる視点で施主に寄り添ってくれます。

 

見積り結果をきちんと説明してくれる

見積りが終わったらどのくらいの費用になるのかを説明することになりますが、その際にきちんと丁寧に説明してくれるリフォーム業者であれば優良と言っていいでしょう。

逆に、見積書だけを簡単に見せて概要だけ大雑把に説明するようなリフォーム業者の場合はあまりお勧めできません。

 

担当者の対応が丁寧で礼儀正しい!

住宅リフォームをする場合には同じ担当者と何度か打ち合わせをすることになりますが、その際の担当者の対応も優良な業者かを見極めるポイントになります。

身なりや挨拶などがきちんとしている担当者であれば、安心してリフォームを任せることができます。

 

いつも指定の時間ちょうどに来てくれる!

全面リフォームなど大規模なリフォームになると、工事前や工事期間中には何度もリフォーム業者が自宅に訪れることになります。

そのため、訪問時間を事前に決めておくことが多くなりますが、その際いつも指定した訪問時間に来てくれるリフォーム業者は優良と言っていいでしょう。

訪問時間をしっかりと守ってくれるということは、利用者の立場をいつも考えてくれているということなので、細かいところですが時間をしっかりと守ってくれることも、優良なリフォーム業者かどうかの判断基準の1つになります。

 

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