外壁塗装で怖い『手抜き工事』とは?質の高い工事を受けるポイント
残念ながら、外壁塗装をする業者の中には手抜き工事をしているところがあります。
手抜き工事されてしまうと、すぐに外壁塗装が駄目になってしまい、再び工事をやり直してもらわなければいけません。
なので外壁塗装を依頼する際には、信頼できて質の高い工事をしてくれる業者を探すことが重要になります。
では、どうすれば外壁塗装で手抜き工事されるのを避けることができるのか、そのポイントを解説しましょう。
手抜き工事の事例について
手抜き工事をする業者は常習犯であることが多く、とても巧妙な手口によって工事の手を抜いています。
さまざまな事例が存在していて、知識がないと見抜けないものが多いです。
それでは、具体的にどういった手抜き工事があるのか紹介しましょう。
下地処理の手を抜く
外壁塗装では、いきなり外壁に塗料を塗るのではなくて、まずは下地処理を行います。これは、外壁のヒビや欠損部分などを補修する作業のことです。
それによって、塗料が付着しやすくなります。
ここで手を抜かれてしまうと、塗料の付着が悪くなってムラが出てしまったり、しっかりと塗料が付着しないために、工事の後に塗膜が剥がれてしまうことがあるのです。
下地処理をするには、樹脂モルタルやシーリング材、シリコンなどを用意する必要があって作業の手間もかかるため、これらの費用を省くために手を抜いているのが悪質業者です。
短期間で工事を終わらせる
外壁塗装をしてもらう側にとっては、工事が早く終わったほうがよいと思いがちです。しかし、外壁塗装の工事はとてもデリケートなものであり、時間をかけてじっくりと行ったほうが仕上がりがよくなります。
しかし、悪質な業者は1日に複数の工程を進めて、できるだけ早く終わらせようとします。必要な工程を飛ばしたり回数を減らしたりするのです。
基本的に1日に複数の工程を行おうとする業者は手抜きと考えてよいでしょう。
質の悪い塗料を使う、塗料を過度に薄めて使う
外壁塗装で特に費用がかかるのは塗料です。
そこで、悪質な業者は質の悪い安い塗料を使ったり、塗料を必要以上に薄めすぎたりすることがあります。そうすることで塗料にかける費用を節約して、多くの利益を出そうとするのです。
これでは、外壁塗装の仕上がりが悪くなってしまい、明らかに見た目が悪い状態となります。
手抜き工事をする業者を見分けるには?
手抜き工事を避けるためには、利用者側がしっかりと見分けることが大切です。
どうすれば、質の悪い業者と信頼できる業者を見分けられるのか、その方法を紹介しましょう。
丁寧に説明をしてくれるのかチェックする
悪質な業者は、工事のさまざまな工程のなかで手を抜こうとしています。それは、詳細な説明をすれば素人であっても気がついてしまうことです。
そのため、手抜き工事をしようとする業者は丁寧な説明をしない傾向にあります。
業者に相談したときに、しっかりと分かりやすい説明をしてくれるところは信頼できるでしょう。
たとえば、初歩的なことを質問した時に素人にも分かりやすい説明で時間をかけてくれるならば、誠意のある対応をしてくれたと判断できます。
どんな質問にも嫌な顔をせず答えてくれる業者に工事を依頼したいものです。
塗料をチェックする
手抜きをする場合は安くて質の悪い塗料を使うものです。
そのため、どんな塗料を用いて工事をするかなど、できるだけ詳細な説明を求めるようにしましょう。
塗料にはさまざまな種類があって、それぞれ性能や見た目など大きく異なります。
自分が望んでいる通りの塗料を選んでくれるのか、その点をしっかりと確認しておくことが大切です。
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